第三者評価受審について

臨床研修

第三者評価受審について

 医師法第16条の2第1項に基づき指定された臨床研修病院は、①外部の第三者から評価を受け、②その結果を公表することが厚生労働省令施行通知で強く推奨されており、近々、これが「強く推奨」から「義務」と改正される見込みです。
 臨床研修病院であるためには、ハード面・ソフト面の両方で国の基準を満たす必要がありますが、一度指定されるとその後の(毎年の)更新は原則として「年次報告」と呼ばれる書類審査のみとなり、通常は実査されません。このため、識者集団である第三者評価団体による訪問調査を定期的に受け、自ら臨床研修の質を維持・向上させる努力が欠かせません。
 当院では、外部の第三者評価団体による訪問調査方式の評価を受けた結果、国の基準を満たしていることはもとより、第三者評価団体が定める厳しい基準をもクリアしていることが認められています。

  • 第三者評価団体の名称
     NPO法人卒後臨床研修評価機構
  • 評価受審歴と評価結果
     2014年5月1日(2年認定=同機構の最低限の評価基準を満たしている)
     2016年5月1日(4年認定=同機構の評価基準を高いレベルで満たしている)
     2018年5月1日 中間書面審査=要検討事項の改善等に取り組んでいる
     2020年5月1日(4年認定=同機構の評価基準を高いレベルで満たしている)
     2022年5月1日 中間書面審査=要検討事項の改善等に取り組んでいる
     2024年2月29日 訪問調査を受審予定
  • 全国の受審状況 ※2024年2月1日現在
     評価受審病院一覧(全国)JCEPホームページより

左:義務化前の指定通知  右:義務化時の指定証